いじめ 半年で125人を検挙・補導

 

 いじめに関係する事件で、ことし上半期に検挙・補導された少年や少女は全国で125人で、去年の同じ時期に比べて38人、野球ウェア率にして44%増えました。警察庁は、事件性が認められる場合には適切に捜査するとしており、いじめに対する取り組みを強化する方針です。

 警察庁によりますと、ことし6月までの半年間に、いじめに関係する事件で検挙されたり補導されたりした少年や少女は、去年の同じ時期より38人、率にして44%増え、全国で125人に上りました。

 内訳は、中学生が103人と最も多く、サッカーウェア次いで高校生が13人、小学生が9人となっています。また、罪名では傷害が67人と最も多く、恐喝が19人、暴行が16人などとなっています。

  いじめた理由としては、「力が弱い・無抵抗だから」が48%と最も多く、次いで「いい子ぶる・生意気だ」が14%、「態度や動作が鈍い」が7%でした。
いじめによる事件の検挙・補導は、(野球ユニフォムオーダー)平成19年以降は減少傾向にあり、警察庁は今後の推移は見極めが必要だとしていますが、「事件性が認められるものは適切に捜査する」としており、文部科学省とも連携して取り組みを強化する方針です。

  松原国家公安委員長は、9日の会見で、「いじめ問題に的確に対応していくために、学校と警察との連携を強化することが重要だ。(MLB野球ユニフォーム)いじめの問題を含めて次世代を担う少年の非行防止は、社会全体に関わる重要なことで、関係機関やボランティアなどと連携して非行少年を生まない社会作りをいっそう推進していきたい」と述べました。